お知らせ

9月の理事長コーナー

理事長コーナー

世界各国質への注目集まる

—-   8月21日の日経新聞から抜粋 —-

 

保育所に申し込んでも入れない待機児童を減らすため、政府は保育所の定員を増やす子育て安心プランを発表した。日本では、定員数の拡大を中心に議論されているが、世界では、保育所は幼児教育をする場として質への注目が高い。子育て施設を、就学前教育をする場と考えるのは世界の流れだ。それまで自由に遊んでいた子供が、小学校へ上がった直後からイスに座っておとなしく授業に参加するのは難しいためだ。日本でも幼稚園の教育要領は、小学校から逆算して作られ、その目標に保育所の保育指針にも取り入れられている。ただ所轄官庁の違いから保育園と幼稚園の溝は深い。

 

城西福祉会の教育方針

城西福祉会は、20年以上前から「幼稚園に負けない教育をする」という目標を定め、教育に力を入れています。私は、見学に来た方に「自由に遊ばせるだけの自由保育を希望の人には、あら川保育園は合いませんよ」と伝えています。しっかりしたしつけ、小学校にむけての教育、何よりも、生きていくのに必要な運動能力を身につけるなどに重点を置いた教育を行っています。したがって、この方針に賛同していただける方に入園していただきたいと考えています。多分幼稚園に入園する方は、「この幼稚園の教育方針が良いのでこの園に入りました」という方がほとんどだと思います。幼稚園は、教育方針により内容が大きく違うからです。保育園を選ぶときに教育内容を考えて入園した人はほとんどいないのではないでしょうか。教育よりしっかり預かってくれる所、家から近いから入りましたという人がほとんどだと思います。実は今の私立の保育園は、幼稚園と同じように各園、内容がほとんど違います。それを知らないで入ると、とんでもないことになります。皆さんが、お友達に城西福祉会の保育園をご紹介してくださる場合は、教育内容を伝えてほしいと思います。

                          保育指針の変更

私が園長になったばかりの頃、戦後ずっと変わらなかった保育指針が初めて変更になりました。その時の最大の変化が、集団教育は良くない、こどもの自由を尊重し、保育をするというものでした。それから10年くらい自由を尊重した保育をどこの園でも行っていました。しかし、小学校で学級崩壊ということが問題となり、子供を自由にしすぎた、保育園の教育が良くないと保育指針が変更になりました。

その後、保育園も選ばれる保育園にならないといけないということになり、それぞれの教育や保育内容に力を入れて変化してきました。(私立保育園だけですが)公立保育園は他と違う保育をすることはできませんので、特に変わらず30年前と同じ保育を行っているようです。0才から6才までの教育やしつけが、その後の人生を大きく変えるというデータが今や主流となり、現在は「非認知能力を育てる」という保育が主流となりつつあります。しかし、その方法は様々でいろんな方法で各園が取り組んでいます。

 

城西福祉会の現在の取り組み

私たち城西福祉会は「体操・ワーク・音楽を通して非認知能力を高める」保育を目指しています。この保育方法は、山梨県では城西福祉会だけが行っている方法ですので、他の保育園、幼稚園とは全く違う教育方法となります。それを知らないで入園した方は、最初は戸惑うことが多いと思いますが安心して預けて下さい。この方法は私が今まで行っていた保育の方法で、最高の保育だと思います。これは、保育園だけではできません。ご家庭でも非認知能力を高め、しっかりしたしつけを一緒に教えていきましょう。

 

研修報告

先日研修でJR九州の唐池恒二(からいけこうじ)会長のお話を聞いてきました。

JR九州はJR東海や東日本と違い国鉄から民間に移行した時に赤字会社でその後も負債が続き、つい最近東証一部上場したばかりだそうです。

収入の4割が鉄道収入で、後の6割は別の収入だそうで、マンション販売は九州で一番だそうです。

その中でも特に会長が社長時代に力を入れた事業が「ななつ星イン九州」では、世界一の旅客鉄道を目指しヨーロッパのオリエンタル急行を超える鉄道を目指したので、それは凄まじい社員の努力があったそうです。

その結果「ななつ星」に乗った方は旅行の最中に何度か涙するそうです。ちょっと聞いただけでは理解できないと思いますが、私もその開発の話を聞いただけで涙が出てきてしまいました。会長の話は、ななつ星の開発に伴うものでしたが、その中で大事なことが「気」ということをおっしゃっていました。英語では「気」はエナジーと言って、やはりエネルギーだと解釈されているようです。「ななつ星」でいえば、その車両に社員の「気」が溢れているから感動を生み、お客が涙するのだそうです。「ななつ星」の車両は塗装一つ取ってもすごくて、カメラマンが車両を写真に撮ると鏡のように磨かれているので自分の姿が映ってしまうとか、空が車両に移って境目がわからなくなるなど、写真家泣かせだそうです。

この「気」を生み出すような企業が栄えるのだとおっしゃっていました。ラーメン店の話もしていましたが、気の溢れたお店は店員が、元気で活気にあふれキビキビ動いている。その反対に気のないお店は、声も小さく、動きも遅い。保育園も同じだとすぐに感じました。とても参考になる講演でした。

 

平成29年7月 理事長コーナー

 

 

アレルギー対応について

小さなお子さんをお持ちの方は子どものアレルギー対策、気になっている方も多いかと思いますが、アレルギーの中でも最も多い「卵アレルギー」を予防するための新しい提言が、16日発表されました。

食物アレルギーの原因として最も多い卵。小さな子どもには食べさせるのを控える家庭も少なくありません。

ところが、今までの常識を覆すような卵アレルギーの発症を防ぐための新たな提言が、16日発表されました。

「食べさせて食物アレルギーを予防しようという考え」(国立成育医療研究センター 大矢幸弘医長)

「卵アレルギーに関しては世界で初めて(の提言)と言っていい」(相模原病院 アレルギー性疾患研究部 海老澤元宏部長)

 

日本小児アレルギー学会が医療関係者に向けて出した提言では、食物アレルギーになりやすいとされる「アトピー性皮膚炎」の赤ちゃんに対し、医師の管理のもと、生後6か月から卵の摂取を少量ずつ開始することを推奨しています。安易に卵の除去を指導することは望ましくないとしています。

 

「卵を食べるのをなるべく遅くしようとすると、むしろ完全除去によって卵アレルギーの発症率が高くなる。アトピー性皮膚炎があるからといって卵の摂取を遅らせるべきではない」(国立成育医療研究センター アレルギー科 福家辰樹医師)

 

国立成育医療研究センターなどがアトピー性皮膚炎の赤ちゃんを対象に行った研究では、生後6か月から毎日、固くゆでた卵の粉末を少しずつ食べさせると、卵を食べさせなかった赤ちゃんに比べて1歳になったときの卵アレルギーの発症を8割抑えられたといいます。

今回の提言はあくまで予防に関するもので、すでに卵アレルギーを発症している場合には「ごく少量でも症状が出る可能性があるので専門の医師に相談してほしい」としています。

—————–   ニュースより   ——————

常に保育を見直していく

6月16日に発表されたニュースです。アレルギーの発症を抑えるためにその食品を除去するのが常識となっていましたが、食べさせた方が良いという研究結果が世界で初めて出されたというニュースです。

このように、1年前の常識が研究の成果によって覆ってしまうことは、しょっちゅうあります。保育のやり方についても専門家の先生が言っていたことが覆ってしまうこともよくあります。また、社会が変化しているのに専門家の人が考え方を変化させないで30年前と同じことを言っている場合もあります。専門家と称される人の意見をそのまま鵜呑みにするのでなく自分たちでも考えていかなければならないと思っています。

城西福祉会の保育も常に変化していきます。漢字絵本、ボイストレーニング、学研のわくわく教室などに取り組んできました。常に子供たちにとって一番良い保育を追求していきます。今は、体操、ワーク、音楽を毎日続けることが大事だと思い実践しています。子供たちは日々すごい速さで成長しています。

多分お母さんたちも子供たちの成長にびっくりすることがよくあると思います。

今年は特に子どもたちが驚くような成長を遂げると思います。

社会に貢献する人を育てる

職員も今、夢中で保育を見直しています。今年の10月ごろには成果が出てくると思います。それまで少しの間、見守ってください。きっとこの保育が良かったと思っていただけると思います。

山梨県ではもちろんどこもやっていないような保育になります。日本中の保育園、幼稚園で真剣に子供達の未来を考えているところは、毎年のように新しい取り組みが行われています。そのような、先進的な保育園に負けることのない保育を目指します。何より、「社会に貢献する人を育てる」を理念にかかげているので、城西福祉会の子供達が大人になって社会のために貢献してくれる姿をイメージして保育しています。

例えば、かすがい東保育所の卒園生たちが大人になって活躍する時代になって、春日居町を変えるくらいの力を発揮してくれることをイメージしています。

熊本県の保育園を視察してきました

先日、熊本県の保育園を視察してきました。この保育園は、城西福祉会の保育園と同じように、体操、ワーク、音楽教育を取り入れ素晴らしい保育をしている保育園です。

人口が4,000人しかいない過疎地なのですが、取り組みは東京の保育園に負けない取り組みを行っていて、東京からも視察に多くの人が訪れる保育園です。保護者との連絡は、連絡帳などは何年も前に無くし、インターネットで全て行い、保育の記録も紙は使わず全てクラウドに記憶して行っています。一昨年からは東京にも小規模保育園3園、認可保育園を2園開設して念願の東京に進出しました。私が所属する船井総研の保育園・幼稚園経営研究会のメンバーでもあります。

社会は日々変化していきます。保育園も変化に遅れることのないように進化していきますのでよろしくお願いします。