アレルギー対応について

小さなお子さんをお持ちの方は子どものアレルギー対策、気になっている方も多いかと思いますが、アレルギーの中でも最も多い「卵アレルギー」を予防するための新しい提言が、16日発表されました。

食物アレルギーの原因として最も多い卵。小さな子どもには食べさせるのを控える家庭も少なくありません。

ところが、今までの常識を覆すような卵アレルギーの発症を防ぐための新たな提言が、16日発表されました。

「食べさせて食物アレルギーを予防しようという考え」(国立成育医療研究センター 大矢幸弘医長)

「卵アレルギーに関しては世界で初めて(の提言)と言っていい」(相模原病院 アレルギー性疾患研究部 海老澤元宏部長)

 

日本小児アレルギー学会が医療関係者に向けて出した提言では、食物アレルギーになりやすいとされる「アトピー性皮膚炎」の赤ちゃんに対し、医師の管理のもと、生後6か月から卵の摂取を少量ずつ開始することを推奨しています。安易に卵の除去を指導することは望ましくないとしています。

 

「卵を食べるのをなるべく遅くしようとすると、むしろ完全除去によって卵アレルギーの発症率が高くなる。アトピー性皮膚炎があるからといって卵の摂取を遅らせるべきではない」(国立成育医療研究センター アレルギー科 福家辰樹医師)

 

国立成育医療研究センターなどがアトピー性皮膚炎の赤ちゃんを対象に行った研究では、生後6か月から毎日、固くゆでた卵の粉末を少しずつ食べさせると、卵を食べさせなかった赤ちゃんに比べて1歳になったときの卵アレルギーの発症を8割抑えられたといいます。

今回の提言はあくまで予防に関するもので、すでに卵アレルギーを発症している場合には「ごく少量でも症状が出る可能性があるので専門の医師に相談してほしい」としています。

—————–   ニュースより   ——————

常に保育を見直していく

6月16日に発表されたニュースです。アレルギーの発症を抑えるためにその食品を除去するのが常識となっていましたが、食べさせた方が良いという研究結果が世界で初めて出されたというニュースです。

このように、1年前の常識が研究の成果によって覆ってしまうことは、しょっちゅうあります。保育のやり方についても専門家の先生が言っていたことが覆ってしまうこともよくあります。また、社会が変化しているのに専門家の人が考え方を変化させないで30年前と同じことを言っている場合もあります。専門家と称される人の意見をそのまま鵜呑みにするのでなく自分たちでも考えていかなければならないと思っています。

城西福祉会の保育も常に変化していきます。漢字絵本、ボイストレーニング、学研のわくわく教室などに取り組んできました。常に子供たちにとって一番良い保育を追求していきます。今は、体操、ワーク、音楽を毎日続けることが大事だと思い実践しています。子供たちは日々すごい速さで成長しています。

多分お母さんたちも子供たちの成長にびっくりすることがよくあると思います。

今年は特に子どもたちが驚くような成長を遂げると思います。

社会に貢献する人を育てる

職員も今、夢中で保育を見直しています。今年の10月ごろには成果が出てくると思います。それまで少しの間、見守ってください。きっとこの保育が良かったと思っていただけると思います。

山梨県ではもちろんどこもやっていないような保育になります。日本中の保育園、幼稚園で真剣に子供達の未来を考えているところは、毎年のように新しい取り組みが行われています。そのような、先進的な保育園に負けることのない保育を目指します。何より、「社会に貢献する人を育てる」を理念にかかげているので、城西福祉会の子供達が大人になって社会のために貢献してくれる姿をイメージして保育しています。

例えば、かすがい東保育所の卒園生たちが大人になって活躍する時代になって、春日居町を変えるくらいの力を発揮してくれることをイメージしています。

熊本県の保育園を視察してきました

先日、熊本県の保育園を視察してきました。この保育園は、城西福祉会の保育園と同じように、体操、ワーク、音楽教育を取り入れ素晴らしい保育をしている保育園です。

人口が4,000人しかいない過疎地なのですが、取り組みは東京の保育園に負けない取り組みを行っていて、東京からも視察に多くの人が訪れる保育園です。保護者との連絡は、連絡帳などは何年も前に無くし、インターネットで全て行い、保育の記録も紙は使わず全てクラウドに記憶して行っています。一昨年からは東京にも小規模保育園3園、認可保育園を2園開設して念願の東京に進出しました。私が所属する船井総研の保育園・幼稚園経営研究会のメンバーでもあります。

社会は日々変化していきます。保育園も変化に遅れることのないように進化していきますのでよろしくお願いします。